2009年6月21日日曜日

なんでやねんは魔法の言葉

今私は前々からベトナムで仕事をしている鈴木氏が住んでいる住居で
居候をさせてもらっているのですが、ベトナムに来て5日後。

なんと鈴木氏は

「1週間日本に帰るから頑張って暮らしてね。」

とだけいい放ち、いきなり一時帰国。
そしてプチサバイバル生活がスタート。

てか生活よりも何よりも一番心配なのは
私がやれる仕事・・・何もないです・・・

私ベトナム語話せません。英語も話せません。

今現在事務所に日本人は私しかいません・・

しかし、そんな問題を解決し、今週ずっとサポートしてくれてたのが、
つい最近大学を卒業をしたばかりのハイさんです。



彼女は外国語大学の日本語学科を卒業していたので、
非常に日本語が上手であり、彼女のおかげで
僕はなんとか無事にこのサバイバルな1週間を切り抜けることができました。

こんな金なし、語学力なしの人間の支援をしてくれるなんて
本当に感謝感謝です。

そのお礼じゃないですけど、僕は彼女に「なんでやねん」を教え込み、
これさえ言っておけば、関西の人達とはみんな仲良くなれると伝えて以降、
ハイさんはいつも「なんでやねん」ばっかり言っています。

あとダメ押しでコアラのマーチも提供しました。

「なんでやねん」を使うタイミングなどを教えていく中で
だいぶ彼女とも打ち解けるようになり、
プチサバイバル1週間は無事終了を迎えました。

「なんでやねん」のタイミングもだいぶ心得てきたようです。

外国人と打ち解けれる魔法の言葉をぜひお試しあれ。




2009年6月14日日曜日

ところで君の仕事は・・・

 で、おまえは一体何をしにベトナムに行ってるの?
という皆様からよく言われる質問のお答えになるような
日記を今日は書こうと思います。


ですよね・・・いきなりベトナムへぶっとんでしまってごめんなさい・・・

まぁなぜベトナムに来てるのかは後々書くとして、

会社としてやっていることは・・・

��.現場改善コンサルティング
��.日本型経営マネジメントプログラム

→端的にいうとベトナムにある現地企業や日系企業を
対象に現場のベトナム人育成。

長期的に信頼関係を築き上げ、自分の会社に誇りを持ち、常に顧客視点で
さらなる改善を続け、品質を高め続ける。

そんな日本型経営手法のいいところだけをピックアップしたコンサルティングを
ベトナムでもチャレンジしてみません?というのが主なお仕事。

しかし、英語ダメ、ベトナム語ダメ、社会人経験ヒヨっ子の私は別企画で・・・
��.ベトナムスタディツアー企画&ベトナム人学生ネットワーク形成

というのが簡単に言うとお仕事といったところでしょうか?


んで先日はglobal village foundationというNGO団体の方々と一緒に
彼らの活動を見学&枯葉剤被害者の施設訪問や
希望の村といった施設を回ってきました。

global village foundation自体が何をやっている団体かというと
学校建設、図書室建設など教育活動を中心に行なっている団体で
その中でも今回は移動図書館プロジェクトの活動日だったので、
一緒に同行させてもらいました。

流れとしては・・・①定形の本箱を用意。こんなものです。


本箱は開けるとこんな感じ。本棚状になっています。
本の大きさにもよりますが、意外に100冊以上は入るみたいですね。
中には日本のマンガも入ってました。


上部に取っ手があり、持ち運びがしやすいがなかなか重い・・・。

4色の箱を作り、これを一定期間ごとに移動させ、
一年で全ての本箱を循環させるという仕組みだそうです。

③で、それを分校など、図書室の無い学校を
プロジェクト場所として、訪問。
それが今回は枯葉剤被害者の施設でした。

施設の子ども達はとても暖かく、元気よく迎えてくれました。

枯葉剤被害と聞いて、かなりくら~いムードが漂っているんじゃないかと
思っていたのですが、全くそんなことはなく、
「楽しそうにしてるやん。」というのが率直な感想でした。

ただ他にもたくさん施設はあり、時には重苦しく言葉が出ないほどの
姿に絶句してしまうほどの被害を受けた人たちが
今もまだ多く存在しています。

枯葉剤作戦開始からもう少しで50年が経ちそうなのに、
いつまでも忘れられることはなく、
戦争の傷跡とはいつまでも残るものですね。。



ただ、そんな現実の中、彼らの明るく前向きな姿はとても
見ていて気持ちのいいものでした。

ツアーでこのような場所を回る際に、彼らを見て
「自分は恵まれているんだ。」という気づきがもちろん出ると思う。

でもそれよりも生まれた場所が偶然ベトナムで親が偶然枯葉剤被害者で
偶然体に障害を持って生まれてきたという理不尽な現実に対して、
全く気にしていないかのように前向きに、明るく、強く生きている
彼らのいいところを感じとってほしいと思う。




本当に彼らが心の底から楽しんで生きているか、今に満足しているかという
本音の部分は今回の訪問ではわからない。

でも例えその一瞬だけでも明るく振舞い、僕らに学びと気づきを与えてくれる
彼らの心意気と生き方には本当に学ぶべきものがあるし、感謝したい。

並びに今回案内してくれたglobal village foundationの方々には
本当に親切にして頂き感謝感謝でした。

ベトナムに来て約1週間が経とうとしていますが、
なんとなーくゆっくりと楽観的に生きている彼らの人生観を感じ、
かつ前向きに明るく、困っている僕を見るとすぐに声をかけて
助けてくれる優しい人柄。

単純に今生きていることを楽しんでいるのでしょうか?

言葉もわからないし、まだまだベトナムのことを何も知らないけれど、
他者と他国を知ることで、自分と日本という国を見つめなおす
よい機会をつくっていきたいと思います。


2009年6月11日木曜日

ベトナム着いてます!

 ども。

無事2日前にベトナム着きました。

なんせ暑い。。。

1日目ハノイの空港で寝泊り。

ただ、基本24時で締め出しのため、テキトーに人気のなさそうな
ラウンジで隠れて寝てたら警備員みたいな人に見つかり、
「パスポート番号を教えろ」と言われ、ようわからんノートに
自分の名前と番号を記入されて強制帰国させられるんじゃないかと思い、
かなり焦りました。

結局何事もなかったのですが、一体何のチェックだったのだろう・・・

さてさて居候させてもらってる鈴木氏(そのうちご紹介します)と
一緒に住んで2日経ったのですが、今日の学びを書いて寝ることにします。

書きたいことはいろいろありますが、また今後に。


夢や目標は必要なのか?というテーマを話していたのですが、
極論必要ではないという話になりました。

そこが大切なのではなく、
何のため、誰のためにやってるのか?やろうとしているのか?

という「目的」が大切であるという話になりました。

仕事をするにあたって「誰かの役に立つ仕事がしたいんです」という
気持ちは当たり前であって、そもそも「仕事」とは
人の役に立つことをしているから「仕事」なのだと。

んで人の役に立っていないことは「活動」だという。

で、その仕事は誰の、何の役にたち、どんな価値を提供したいのか?
という目的意識を強く持つことの方が重要である。

その夢や目標はあるけれど、それを通じて何をしたいのか?
という目的意識がすっぽりと抜け落ちていないだろうか?

それが抜け落ちてるなら、それは今回話した内容の中では
本当の意味での「夢」や「やりたいこと」じゃないかもしれない。

「やりたいことがよくわからなくなってきた・・・」
という場合には、そもそもそれは何のためにやっていたのか?
という目的意識の確認をする必要があるかもしれないですね。

もっと詳細書きたいですが、延々と止まらなくなるため
今日はここらへんで。

近々写真アップします~。



2009年6月8日月曜日

出発前夜

 ついに明日ベトナム出発です。

こんなこと書いてる場合じゃないけれど、明日から出発だと思うと
今日から書き始めたい!!と思いスタートします。

さっきまでお世話になった学生達と飲んでいて、
とても笑い、とても元気をもらい、さあ出発だ!と行くはずが
帰り電車の途中からえらい不安が襲ってきました。。。

一年前の3月。

関西から東京に就職のために出てきて
1人で駅から自分の部屋に向かう時と

同じ感覚と風景がフラッシュバックしました。


「今日から1人暮らしするねんな・・・」

「明日からベトナム行くねんな・・・」


寂しさと不安が入り交じった感覚。
もう後には引き返せないという現実に直面してる感覚。

ただ、1人暮らしの時と今回で決定的に違うのは助けてくれる人や
見守ってくれる人が1年前と比べて圧倒的に多くなったこと。

てんやわんやの東京ライフだったけど、いろんな人と出会い
繋がれたことは自分の中では1つの成長だし、本当に大切な財産だと思う。

そんな一年間で出会った人達を思い浮かべると
なんだかんだで楽しかった東京。

しかし、この一年間の経験を総括するとやっぱり凍狂。

ふ~落ち着いたことだし、今から最終チェックと片付け始めます!!!

2009年6月7日日曜日

自己紹介ページ

唐津 周平

兵庫県明石市生まれ。東京在住。

新入社員としてインターンシップコーディネートを行う会社に勤める。


その後、てんやわんやありましてベトナムダナン市で3年5か月駐在勤務。

2013年からは東京を拠点にして年に数回ベトナムへ行っています。

ウェブマガジン「グリーンズ」にて自分のことと一部仕事内容について
若干お笑い仕立て風に取り上げて頂きました。
http://greenz.jp/2013/07/05/vietnam/ 



今までブログを通じて、様々な人との出会いがあり、
これからもその出会いを楽しみにしています。

稚拙な文章ですが、どうぞよろしくお願い致します。

何かお問合せの際は
karatsu.viet@gmail.comへご連絡ください。

またはfacebookにメッセージ頂ければ幸いです。

またここで書かれていることは
あくまでも個人の情報発信です。

予めご了承よろしくお願い致します。