2010年4月12日月曜日

50万のスクーター!?どうなってんの?ベトナム人所得?

今日街をフラフラ歩いていると Vespa専門店ができていました。


店員さんに聞いてみると、昨日オープンしたばかりだそうです。

かなり私的にかっこええな~と思うやつもあり、写真撮って帰ってきました。

これが1番よかったです。




しかし、なんとお値段日本円にして約50万円・・・
50万あれば中古の軽自動車ぐらい買えるやん・・・

てかベトナムで、さらにいうとダナンで誰が買うねん・・・
どんな読みで進出しているんだ・・・

しかし、価格もぼったくんてんなーと思ったんやが
正式にVespaのウェブサイトをみると、
同じやつが日本では85万円
もしとるがな・・・


これは60周年記念のプレミアムモデルのようですね。



んでこっちはダナンだと日本円にして約30万円。。

これもVespaウェブサイトと比較すると日本では約70万円しとるがな。。

50万円と30万円。「なんで値段こんなに違うねん?」と店員さんに聞くと

「この赤いやつはベトナムで生産してるからなんだよ~。
でもプレミアムのやつは生産も全てイタリアでやってて
スクーターを完全輸入してるから高いんだよ。」

なるほどー。
なかなか丁寧かつフレンドリーな店員さんで勉強になりました。


【どうなってんの?ベトナム人所得?】

まずはいろいろとニュース抜粋。
①ホーチミン市平均年間所得は2500ドル
②ベトナム人1人の平均所得年間840ドル&ベトナムの物価

②に書いてあるように、ベトナムで車を買うのは本当に高い。
日本で買ったほうが安い車がたくさんある。

そして、ベトナム経済の先頭をいくホーチミンですら
現在の平均年間所得は2500ドル。

しかしこれはあくまでも平均であり、
ダナンでの話をさせてもらうと、工場勤務者やサービス業の
現場スタッフは現状、1ヶ月1万円以下の給料である。

大卒ですら、平均1万5000円といったところだろう。

だからこの国で10万円もらえている人っていうのは
かなりの金持ちということになる。

それでもどうやって20万のバイクが皆買えるのか?

車が1日、10台、20台と売れ続け、
昨年フォードダナン支店も年間550台という
販売目標はあっさりとクリアできることになぜなるのか?

みなへそくりを持っているという説。

親戚のまたさらに親戚など遠い親族全てから
金をかき集めて(借りて)買っているという説。

普通の給与や統計には見えない彼らの消費パワー。

本当に謎です。。
ベトナム通の方、誰か教えてください。。


【飛び抜けた所得をもつ都市部の富裕層】

こんなニュースも見つけた。

ベトナム人1当たりの平均收入は2015年に2100ドルに達する見込み
月収、年収が書かれていないがおそらく年収だろうと思う。

ベトナムの総人口は現在約8500万人。


ホーチミン、ハノイ、ダナン、ハイフォン、カントーなど
中央政府直属都市であるその5つの人口を合わせても
総人口は2000万人にも満たない。

そして、ベトナムは国民の70~80%が
農業で生計を立てている。

ここから都市に住み、いわゆるビジネスをして
仕事をしている人というのは全体から見るとまだまだ
珍しい存在なのだということがわかると思う。

なのにも関わらず、2015年には1人当たりの
平均年収は2100ドルに達するという見込みのニュース。

既にホーチミンだけならその数字を超えているが、その豊かさが5年後には
ベトナム全土に広がり、70~80%の農業に従事している人たちさえも
含んで平均收入1人2100ドルを超えていくというのは
現実離れしているように個人的には思ってしまう。

しかしそんなニュースが出るぐらい都市部に住む人たちや
一部の富裕層の人たちの所得は飛び抜けており、
事実車が毎日売れていく、高級レストランに行ける、
皆がバイクを買える力があるのだ。

今後のVespa専門店の売れ行きがダナンにおける
ベトナム人所得の実態とパワーを示してくれることだろう。




2010年4月8日木曜日

日本人は聞き上手?気遣い過ぎ?

ちょっと前にベトナム人スタッフから、




��ベトナム人は自分が話したいことを


一方的に話すだけで
全く人の話聞いてないんですー。


それに比べて日本人は聞き上手ですよねー。


質問も上手ですよねー。」






という意外なコメントをもらった。





��いやいやみんな周りに気を遣ってるだけで

もっとバーっと話したいと思ってますよ。」



と個人的見解を述べた後に

ふと思ったのが、日本ってそうやって

自分はもっと話したいことがあるのに話せない。。

って気持ちを抱えている人が多いかもって思った。



そういった人が多くなってきたから、ワールドカフェとか

異業種交流会とか様々な語り合い系

場づくりコミュニティが流行ってるんじゃないかなぁって思った。




あと興味深かったのはちょっと情報が古いが、


世界で最も多いのは日本語ブログってのも

結局自分の言いたいことを誰かに見てほしかったり

反応が欲しかったりってところが大きな理由なんじゃないかなぁ。



てかまさに今書いている俺がそれやん・・・



ブログについては他にもビジネス目的でも使うから

多種多様な欲求があるんだろうけど、自分の思っていることを

日々言えていない、言い切れていない世の中なのかなーと思いました。



経済が発展し、つながりが切れ始め、人が孤立しだすと

心理学が流行り、対話の重要性が説かれ、各地でコミュニティが

つくられ始めるといった感じでしょうか。



きっとこの先ベトナムも同じような道を辿るのかもしれませんが、

日本と同じではなく、らせんのように同じなんやけど、

上にはいっている進歩しているらせん型の発展を目指したいものです。

2010年4月6日火曜日

フエに若造がもう一人やってきた

��月になりました。
新たな出会い、スタートがある季節。

そんな季節にベトナム中部では
私と同じく新卒で入社して1年半後にリストラされた
kawayasu君がフエに上陸しました。

彼はこれからフエで日本語を教えるボランティアの後、
何にもないところで、「仕事をつくる」ということをテーマに
試行錯誤、暗中模索、七転八起、紆余曲折しながら
日々たくましく生きる力を育んでいく予定です。

ちなみに今日から日本語の授業はスタートしてるはず。

果たしてどうなることやら・・・

そんな彼は現在贅沢にもホテル暮らし。
朝から道端でキャッチボールをして、美味い飯屋を探しに

自転車2人乗りで街を散策し、授業案作成に焦り始め
カフェでパソコン駆使して作業の後、夜7時には爆睡のkawayasu君です

私も現在3階立ての賃貸に住んでさらにお手伝いさん付きですが、


その時点で生きる力は育まれないんじゃねーかという
ご意見にはコメントしかねますのであしからず。。


【幸せのハードル低さ、何事にも感動する心が東南アジアを楽しむ人?】


しかし、何が奇妙かと言うと、世知辛くも日本でリストラされた若者2人が
今こうして言葉のわからない海外でなんとか生活できているということ。

そして、、
「マンゴージュース美味すぎる!これで50円とかありえない!
ベトナム来てよかった!」
とか心から言うkawayasu君を見てやっぱり
アジアで生きるというのはこういった心の持ち主じゃないと
いけないよなーと改めて思う。

僕もダナンでkawayasu君と同じことを本気で思った経験があるし、
今もそう思う。

「ベトナム楽しいですか?辛くないですか?」という質問を
受けるときがあるけれど、やっぱり東南アジアで生きるというのは
まだまだイメージ的に過酷な感じなのでしょうか。

だとすると、僕たちがベトナムで楽しんで生活していますという
情報発信は意外に価値あるものになるのかもしれないなぁ。

しかし、ベトナム中部ではたらく(?)若造が1人から2人になったのは
とても意味あることだと思っていて、日本より低コストに海外で生きる、
若くしてリストラされた後の働き方などとして、参考になればいいと思う。

ダナンに自分、とフエにkawayasu、
あとホイアンに誰か同じような気が合う人がいるともっと面白いことが
できてええよなーという話をしていたので、引き続きこうやって
ブログやTwitterから出会いを行き寄せていきたいと思います。

ついに社会人3年目に突入してしまったので、よりアウトプットを増やすためにも
ブログ更新もっとマメに頑張っていきます!