2011年12月17日土曜日

今日から俺は・・・!

かなりブログ滞っておりました。

さて突然ですが以前、とても嬉しいことがありました。


ある日、急に僕の携帯に電話がかかってきて、

「突然のご連絡失礼致します。唐津部長の携帯番号でしょうか?」

とそれなりの大きな企業の部長さんが
えらく丁重な言葉遣いで僕に電話をしてきてくれました。



これの何が嬉しいかって言うと、

・今まで名刺渡しても僕の「部長」という肩書きに触れてきた人は0人。
・そして俺は部長だが実質部下0人。

という現状があったのです。



にも関わらず、本物の部長様が部下0人の部長である
僕に丁重なお言葉で今話をしているこの現実。






・・・ついに俺も革命起こしてしまったなと。





ようやく本ブログも




「ベトナム・ダナンで働く部長のブログ」



にしていい日が来たのだなと感慨深くなっていたわけですが、
本物の部長様が僕に電話してきた目的は







「明日唐津部長と会う予定の
 アポキャンセルさせてください。」



というドタキャン電話でした。




まあそんなないがしろにされる日々を送っている私ですが、
12月25日という場違いな日に日本上陸し1月9日ぐらいまで
日本に滞在する予定なので、心優しい日本の皆様
暇つぶしに会ってやってくださいませ。


で、さらにさらにそんなないがしろにされている私ですが
来年3月に実施する第3期チェンジメーカー留学INベトナム
説明会を関西では京都、関東では東京で行います。

本当に心から皆さんのご支援ご協力で生かされているので、
僕自身が1回目、2回目を運営してきた中での
学びも少し覗いてみてください。
そしてよかったら説明会に足運んでみてください。


チェンジメーカー留学INベトナムのご報告【前編】【後編】

チェンジメーカー留学inベトナム2期スタートのお知らせ

20世紀と21世紀の日本人(上)(下)


私事ですがここ1ヶ月間、いろんなものを無くし、亡くし、失くしました。

ただ、それでも残っているものがあって、
結局それは人のつながりと自分自身でした。


今、このタイミングでこれが起こった意味ってのを考たり
結局のところ大切なことってなんなのさとかいろいろ考えたりすることも
あったので説明会では支離滅裂かもしれませんがいろんなこと話しましょう。


そしてなにより1期、2期を通じて参加した日本人学生は計16人。
そしてベトナムの大学生達。時々素敵かつ変な大人。
とにかく素敵な仲間の輪が広がっています。


そんないいやつらが体験談を語るOBOGとして説明会に集まるので、
友達作り程度に来るのもグッドだと思います。


では皆様と日本でお会いできれば嬉しく思います。

下記告知文となります。




☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
    「第3期チェンジメーカー留学inベトナム」
  ~未来の働き方をデザインする海外インターンシップ~
              事前説明会開催

2011年12月26日(月)16:00~18:00@京都
2012年1月7日(土)16:00~18:00@東京
URL:http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1203.html
                                   ※転送歓迎
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

多様な働き方・仕事を求め、実践する人々が増えています。
NPOやNGOで働くことや社会起業(ソーシャルビジネス)と
よばれる仕事をつくり出すこと。
また、海外で働くことも以前より一般的になりつつあります。

一方で、こうした動きに対して、今ひとつリアリティが持てないという
人も多いのではないでしょうか。
世の中のこうした変化は気になるが、この変化の背景には何があるのか、
そして自分はどう動いていけばいいんだろうか。。。

そこで私たちは、日本を離れこうした世の中の流れを体感しながら、
今後の日本人としての「働き方」「仕事」について
考える場をつくりました。

舞台はアジアでも注目されている国、ベトナム。
国民平均年齢27歳という若さに満ちた国。

2025年までの「世界都市別平均経済成長率」ではベトナムの主要都市が
1位と2位に輝くなど、「右肩上がりの経済成長」という
雰囲気やエネルギーに溢れています。

一方で、毎日の昼寝を欠かさない文化や、「仕事よりも家族」
を大切にする価値観を守り続けている国であり、
「国民幸福度指数」では世界で5位(日本は75位)という事実
を考えさせられる生き方です。

本ツアーでは日本とは何もかもが違うこうした環境の中で
「日本人としてのこれからの働き方とは、仕事とは何か」を
ベトナム人の学生たちと一緒になって考えていきます。

その上で、「やはり日本国内で就職しよう」でも、
「海外で働く実感が持てた」でも
「新しい刺激を受けて今後の働き方ヒントが得られた!」
でも見つかる答えは人それぞれ。

こうした新しい気付きは日本から一歩離れることで
得られると考えています。

説明会当日には今まさにベトナム仕事を創ろうと
試行錯誤中の日本の若者が現地での体験談をお話します。

彼は海外で働きたいと思っていたわけでもありません。
人に誇れる特別なスキルを持っていたわけでもありません。
語学に至っては日本語しか話せません。
それでも今ベトナムで生活できているのはなぜなのか。
現地でのリアルな体験を全てお話します。

そして、既に第1期、第2期チェンジメーカー留学INベトナムに参加した
大学生数名にもその体験談をお話して頂きます。

彼らのリアリティのある体験談を通じて、
自分の今後の「働き方」「仕事」について考える
きっかけとなれば幸いです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】説明会概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時】:2011年12月26日(月)16:00~18:00@京都

     2012年1月7日(土)16:00~18:00@東京
【場所】:京都会場-マイナビ京都支社マイナビルーム
     東京会場-HRIビジョンハウス
【地図】:京都会場
    *京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10 京都ダイヤビル 7F
    (地下鉄烏丸線四条駅1番出口・阪急京都線烏丸駅 19番出口より徒歩1分 )
           東京会場
    *JR原宿駅表参道口徒歩2分
      東京メトロ明治神宮前駅千駄ヶ谷口徒歩1分
【費用】:無料
【定員】:20名まで
【説明会プログラム】
Ⅰ:第3期「チェンジメーカー留学inベトナム」企画概要発表
Ⅱ:第1期2期「チェンジメーカー留学inベトナム」参加学生による
  体験談発表
Ⅲ:グループに分かれて個別質問&相談会実施

【司会進行・企画概要説明者】
唐津周平 (チェンジメーカー留学INベトナム 現地コーディネーター)

兵庫県生まれ。08年甲南大学文学部卒業。
2008年4月人材派遣会社に就職。
しかし入社直後に会社の業績が傾き、
わずか1年で退職を余儀なくされる。
その後、人のご縁あって、べトナムで仕事を創る修行に行くことを決意。

日本語しか話せない当時23歳の若造がベトナムで学んだ体験を
「チェンジメーカー留学INベトナム」としてプログラム化。
おつかいから始まった若造のベトナム仕事生活から
「海外で働くこと=日本人として働くこと」という自身の体験談も踏まえて
チェンジメーカー留学INベトナムの魅力を伝える予定。

Twitter @karatasu
BLOG http://viet-wakazo.jugem.jp/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【2】チェンジメーカー留学inベトナム概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【名称】:チェンジメーカー留学inベトナム
     ~未来の働き方をデザインする海外インターンシップ~
 【日程】:2012年3月15日(木)~3月23日(金)
 【費用】:18.8万円~19.8万円
     *申し込み時期・発着場所によって変動有り
 【場所】:ベトナム中部都市ダナン・ホイアン・フエ
 【実施人数】:最低6名~最大10名
 【URL】:http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1203.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【3】第1期チェンジメーカー留学inベトナム参加者の声
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「語学留学じゃない、海外で日本人として

 学ぶことができる唯一の留学プログラム。」

    (第1期参加者 関西学院大学 総合政策学科 4年) 

「一気に世界が身近になり、世界を意識し始めるようになった。」

    (第1期参加者 千葉大学 法経学部総合政策学科 4年)  

「何かチェンジするきっかけを手にしてみたい方、まずは説明会に
 参加してみてください。説明会に足を運ぶことでチェンジが始まります。」
    (第2期参加者 中央大学 商学部 4年)   
   
「語学力は不要で、しかも自分を変え社会も変えるという
 目的の留学だと知って僕はこれだ!と即決した。」
    (第2期参加者 立命館大学 経営学部 2年)
  
「ベトナムでの経験は波乱万丈という言葉が一番似合うと思います。
 この旅だけで小説が書けるほどです!」
    (第2期参加者 千葉工業大学 建築都市環境学科3年)
               
「この留学でチェンジは連鎖するということを知りました。

 周りが変われば自分が変わり、自分が変われば周りが変わる。」

    (第2期参加者 名古屋外国語大学 現代国際学部3年)

「ベトナムで働く日本人、ベトナム人の方々からの話は生き生きしていて、
 海外で働くことの良さだけでなく大変さもたくさん知ることができた。」
    (第2期参加者 甲南大学 経済学部経済学科3年)

※1期生、2期生の詳細メッセージはこちら
1期→http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1103_re.html
2期→http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1203.html 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【4】説明会参加申し込み方法
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 下記のURLよりお申込みください。
 お申し込み頂いた後は追って連絡させて頂きます。
【URL】http://ryugaku.myedu.jp/program/cm/viet1203.html
【定員】各回20名まで
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【5】お問い合わせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●株式会社 毎日エデュケーション
 【担当】:石渡(いしわた)
 【連絡先】:お電話でのお問い合わせ:03-6267-4188
       メールでのお問い合わせ:changemaker[a]myedu.co.jp

  お手数ですが、[a]を@に置き換えてご送信ください。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



以上!ありがとうございました!


2011年10月29日土曜日

本当のところ

ここ最近facebookやtwitterを通じて高校時代の友人や
大学時代の友人などと再会することが多い。

特にfacebookはなんで俺のことがこんなにわかるんだと
不思議になるぐらい「あなたは~さんと知り合いではないですか?」
と友達になるのを促進してくる。


前にfacebookがあなたの人生をぶち壊すという記事を読んだが、
まあなるほど僕も昔好きだった子や付き合っていた子の名前を入力して検索し、
名前が出てくるかこないかにはハラハラさせられたもんだけど
こうやってfacebookがつなげたくれたご縁には感謝をしている。


僕は大学卒業までずっと兵庫県にいたし、
仕事を始めてからは東京、その後ベトナムとなったから
関西にいた頃の友人というかほとんどの人には
なぜ僕がここに至ったのかという経緯はほとんど説明できていない。


でも説明する機会が全くなかったわけではない。


言ってもわかってもらえないだろうなとか勝手に諦めてみたり、
自分でもどう言葉にまとめたらいいのかわからなかったり
自分の思っていることを正直に言えない空気を勝手に感じて
何も言えなかった時もあったし、
情けなさや恥ずかしさを含んだような怖さもあった。

つまりは自分が行く道に、自分が信じているものに
自信がなかったということなのだろう。

あの当時今からやろうとしていることがよいかどうかなんて
自分もわからないし、わかるはずもない。

でもなぜベトナムに行くのか?
そんな問いは何度も受けてきた。

生き方働き方の選択肢を増やすため。
それを自分自身で実践するため。
武者修行のため。

今もそれは純粋にそう思っている。


でも僕が本当に本当の、心から、腹の底から思っていることは

そんなことじゃないんだと思う。


100人中100人から見て間違っている道だとしても、
実際に間違っていたとしても、そこからまた立ち上がり
せめて自分だけでも自分が選んだ道は正しかった、間違ってはいなかったと
自分で自分を認めるための何かを掴みたかったのだと思う。


本当は、ただそれだけなんじゃないかと思う。


だから言っていることは論理ではなかったかもしれないと今振り返ると思う。


そんな中、再びウェブを通じて再会できた友人から、
メールが届く、ブログ読んでる、誕生日おめでとう、ツイートをRTしてくれる。

そんな他愛のないことで結構僕は救われている。



みんなはどうしているんだろうか。


結婚した人、転職した人、太った人、
老けた人、かっこよくなった人、外国へ行った人

人生楽しんでる奴もいれば、行き詰っている奴もいるかもしれない。


きっとみんなそれぞれに変化があるのだろう。


ただ、愚痴りながらも毎日部活へ行ったり、学校での下ネタ話、

飲み会後のボーリング、ファミレス、駅前、海などでグダグダと話し続けたり

畑作業しに行ったりした日々の僕たちは変わらないままだと思う。



そんなことをここに書いておけば

きっと昔と変わらないトーンでみんなとまた話ができるんじゃないだろうか。



そしてあの頃は話せなかったいろんなことを

話せる日がくるんじゃないだろうか。



変わったこともある。でも変わらないものもある。










じゃーまた会う日まで。











2011年10月24日月曜日

日本の中に外国をつくる

ちょっと前に日本への留学フェアINダナン!
がありました。

僕の職場の近くで実施されており、
たまたまコーヒーのパシリに駆り出されていた最中に発見。

パシリもいいことあるなおい。

日本語学校だけではなく、大学も専門学校も来ていました。

現在日本への外国人留学生の在籍数は中国、韓国、台湾と並び
そして4位にベトナムで約3500人が現在日本にいるそうだ。




そして今日はトヨタが内定者向けに短期海外留学プログラムを提供
というニュースを発見。

外国人を日本へ。日本人を海外へ。

僕がベトナムにいるからなのかどうかはわからないけど
日本はどうやら海外って言葉が流行りのようだ。

ただ、どちらかといえば日本人を海外へ!
みたいな話のほうがよく聞くような気がするし、
熱がこもっているようにも思う。

しかし現実的には外国人を日本へ!
の方がうまくいっている。と言っていいのかどうかわからないけど
調べた限りでは、
2010年外国人留学生日本への受け入れ結果141,774人。過去最高。

日本人の海外留学生数は2004年の82,945人をピークに
減少し2008年には66,833人。
また、国が支援する予算についても
外国人を日本へ呼ぶことに力を入れていることが伺える。

もしかしたら個々人がミクロに考えていることと
国がマクロに考えているにことにはずれがあるのかもしれないなぁ。





さっきリンクを貼った記事の中に、

--------------------------------
「留学に行きたいと思うか、もしくは過去に思ったか」には、
留学未経験者の86%がイエス、留学に興味のある人は92%にも上り、
ほぼ全員である。
--------------------------------

という驚きの内容がある。

一体どんな奴にアンケートとったんやと聞きたいところだが、
かくいう僕は学生時代、上記でいう8%に入る留学には
全く興味がない学生だった。

今思い返せば、周りの友人数名は留学に行っていたし、
休学してワーキングホリデーをしている奴もいた。

それを聞いても「へー。すげーな。」
ぐらいしかコメントできなかった。

なんつーか、それぐらいモーレツに興味がなかった。
留学に。海外に。外国人に。


そんな僕が今ベトナムにいて、留学についてのブログを書く。

本当に偶然だが、約2年前にそんな


留学(生)、海外、外国人と隣り合わせの環境に身を置くことになった。

「へー。すげーな。」の自分があったからこそ、
身にしみること、自分愚か者でしたと思うこと、
そしてやっぱ外国は行っとくべきだなぁと強く思える。

ただ、行ったほうがいいよと言ったところで
8%に入る僕は行かないのだ。


そんな僕の実体験から思うことは日本人を
より多く海外に出したいなら、まず日本国内で留学(生)、海外、外国人などに
触れる環境をどれだけ多くつくれるかだと思う。


日本にいながらにして世界とつながる。世界が面白いと感じる心を育む。
そんなことが大切だと僕は思っている。

あの頃の僕は「英語」、「海外」、「留学生」などの言葉が出ると
すぐさま逃げていたから、それらから逃げられない環境や
それらがあるのが当たり前の環境をつくらないといけないと思う。

だから何でもいいからまず海外に行けというのは
確かにそうなんだけど、前に自分がラオスからタイの国境を
軽く越えた時のようにもっと自然体な状態をつくれればいいなぁと思っている。


きっとこれはすげー時間の長い話なんだと思うけど、
・APUのような学生の半分以上が外国人の大学、
・街を上げて外国人観光客を増やす取り組み
・夜間での日本語教室や地域にいる外国人との交流
などそういったつながりが当たり前であり、面白いものであるように
今そこで住んでいる環境から変えていくことができればいいと思う。

そういった土台がある中で生きている人は
自然とどこへでも行けてしまう感性を持てる。と思うなぁ。


そういえば僕がベトナムで会う日本人の出身大学で
目立って多いのが、早稲田とAPUという事実がある。

そして彼らは普通に企業駐在員ではなく、普通の海外旅行でもなく、
一風変わった働き方、旅行スタイルで生きていることが比較的
多く見られることもあってよく印象に残っている。

さらに調べると面白いのがその2つの大学は
外国人留学生受け入れ数1位と2位の大学であり、
かつ外国人留学生が人口に占める割合県別トップに
早稲田がある東京都、2位はAPUがある大分県になる。

確証は全くないけれど、異国異文化が当たり前に存在している
環境の中で生活している人なら、気軽に外国へ出て行けるという
論を立てるための事例にはなり得る話だと思う。


外国人を日本へ。日本人を海外へ。

これらはお互いがお互いのことを考えることで
より活性化されるのだと思う。




2011年10月17日月曜日

誰がために

ども。

去年一昨年といろんな方々から誕生日を祝って頂き、
ついに、、3度目の誕生日がやってきました。



※特に何も意味はないBEE LINEの謎PR。


今年の誕生日は何してかってのをざっと報告すると、、





もうしょっぱなからこんなアドベンチャーづくしで、






日本とかベトナムとか国を考えさせられる機会もあり、











2013年開園の大型ファンタジーパークに
先走ってきちゃったわけですよ。





before。。霧がガチでかかり過ぎて何も見えない。そして寒い。。






afterr。。次の日の朝にはいい天気でした。。











今年は何を書こうか、何を伝えようか、何を決意表明しようか。
そんなことを少し考えました。


んーーーーー。


不思議と言葉がまとまりません。

これが何と言いますか歳をとるということなのかなぁと思いました。

なんか自分の中では大きな1年になりそうな気がします。


あとは、、んーーーーー。



たった1つ断言できることは、
僕はどこかでこのブログを見てくださっている
皆さんに支えられて生きているということだなと。今そう思いました。


twitterやfacebookは世界を広げてくれます。

そこにはいろんな出会いや楽しさがあります。


でも僕の始まりはここなので、
ここが一番大切だなと思うのです。


原点。根っこ。腹の底。本当のところどうなの?


ここはそういったことを思い出させてくれる
僕にとってとても大切な場所です。

書き続けてこれたからこそ、そう言えるのであって、
書き続けてこれたのは、少なからず誰かが見ていてくれたからでもあって、
だから、いつも本当にありがとうございます。

と心から言いたいのです。


では短いですが、引き続きよろしくお願い致します!!







2011年9月27日火曜日

ザ・ベトナムの接客

ベトナムに来て一番最初の衝撃は買い物である。
と僕は思う。


まず値札がない。


もちろんこぎれいなスーパーマーケットにいけば
値札がついているが、基本的に言い値の交渉社会である。

全てに値札がついている社会というのは
ある種受け身な状態であり、
これが一体どのような価値があるのか?
ということを主体的に考える機会を奪っているともいえる。

と僕はぼったくられながら改心したことを覚えている。


そしてこっからが本題であるが、もう1つの衝撃は接客である。

日本のサービスに慣れきってしまった人なら
必ず思う「これでいいんだ・・・」という唖然・呆然の数々。

今まで僕が街中で納めてきた写真をいくつか紹介したい。




DSC03975.JPG


UNIQLOさんをパクッってるのではないかと思われるUNICOLさん。
しかしレジに店員がいない。。と思いきや、、



DSC03974.JPG



窓際でウォークマン片手に音楽聴きながら黄昏ていたところを撮影。
しかし、一向に気づかないので、そのまま帰りました。




DSC03976.JPG


よっぽど立ち仕事が疲れたのかくたびれるマスコットさん。

ここ一番お客さんが通るエリアです。

しかしもう疲れましたオーラが出まくっています。



DSC03980.JPG



近づいて写真撮ろうとしたらピースしてくれました。
が、一向に立とうとはしませんでした。



DSC03939.JPG


商品の上で昼寝するおばはん。
昼休み時に市場へ行くと大体見れる風景です。





ボウルの上に座ってゲームを眺めるボウリング場のスタッフ。。

元フタバボウルのアルバイトスタッフである私にとっては
信じられない光景です。。





別にやる気ないわけじゃないと思うけど、
やる気なさそうに見えてしまうマスコットさん。

やる気あったならごめん。






旅行者である友人の帽子を勝手に取ってかぶり、
こちらが望んでもいないのに写真とってくれと希望するレストランスタッフ。



※特に意味はない愛嬌あるおやじ。


以上を踏まえて僕がまず思ったのは・・・



お客様は神様じゃなかったんですね。



ということ。



もうね、極上の朝礼とかスマイル0円とか
ホスピタリティとかそういった根本的なあり方を
ひっくり返してくれますよね。


ただ僕はこういったところに接客の発展系ヒントがあると思っていて
日本でよくある無機的かつシステマチックな接客をしているお店は
逆にベトナムから自然体で接するということを
学んでもいいんじゃないかなと思う。

そして心から人を思うということも。

ここに載せてある写真はあくまで一部であって、
実際にもっとベトナム人と接してみれば
客と店員というだけではない、
人と人とのコミュニケーションがあるということも感じてもらえると思う。

これはもちろんよくもあり悪くもあるだろうが、
僕は客と店員としての会話しかできない希薄な関係性よりかは
一人の人として話をしてもらえるほうが楽しいと思う。

慣れた今となっては日本よりこっちのほうがいいなと思える時もある。
(まあ時と場合にはよりますが。。)


いつでも笑顔、配慮ある気配り、お客様の求めることを察知することなど
日本のクオリティは素晴らしいなぁ心地いいなぁと思うことは山ほどある。

ただ、一歩外国に出たときはその違いを受け入れ
楽しんでみる、あえてここによさがあるとすれば
何なのかを考えてみることが外国に行く意義の1つではないだろうか。


あれはダメ。こっちがいい。
ではなく、これはこれでいい。

でいいんじゃないだろうか。








2011年9月8日木曜日

20世紀と21世紀の日本人(下)



 少し学生達の言葉を思い出す。



「人を好きになれた。」、「忘れてた何かを思い出せた。」

そんな根本的な人としてのあり方、人と人との付き合い方が

彼らにとってはチェンジだったのかもしれない。



今この時代、このタイミングでそういった言葉が持つ意味はなんだったのか。

僕はふとそんなことを考えていた。








国を超えて、心で繋がりあう生き方。なのかもしれない。








ここ3日間ぐらいインターネットが不調である。



それを通じていかに自分が毎日ネットに頼った生活をして、

同時にネットがいかに素晴らしいものかを痛感している。



今この時代は出会うこともなかったであろう人と出会い、

自分から縁を切らなければ、ずっとつながりあえる力を

多くの人に与えてくれる時代だと思う。



きっと今回のベトナムでの出会いもその力がなければ

出会えなかった人がほとんどではないだろうか。




そしてその力によって国の垣根が低くなった。

いわゆるボーダレス、グローバル、フラット、そんな世界になりつつある。



だから、日本で給料を20数万円払って行っていたはずの仕事が

ベトナムで2万円程度で行われる時代となった。



給料が高いことはもちろんいいことだ。



でもそれが今は足かせとなり、本来あったはずの雇用が

次々となくなっているのが今の日本だ。



そして給料が日本よりも中国よりも低いということを強みに

雇用を増やすのが今のベトナムだ。




今僕たちが生きている時代は

給料が高いということは何をしなければならないのか?

の本当の意味や国それぞれの役割と今あるもの、できることを

考えよとつきつけられているような気がする。




そして事実、日本人の平均年収は年々下がっている。

と同じく経済は停滞している。



かつては日本語を勉強すれば、日本の会社で

高い給与を得られるから頑張って日本語を勉強しよう。



という流れがあった。



しかしその流れは今少しずつ韓国語、中国語へ向かっている。



お金という軸で日本に関心を持ってくれていた外国人たちがいるとしたなら

今後そういった人たちは間違いなく減っていくだろう。



その軸では現在隆盛誇る他国と競うのは少々大変な気がする。




ではそのとき僕たちに残っているものとはなんなのだろうか。




事実として、マンガ、ファッション、四季など

日本の文化や国そのものに興味があるという人がいる。



僕たちにすればたったそれだけのことで日本語を勉強している人がいる。



決して損得勘定ではない心や感情的な部分で

日本に興味関心を持つ人がいるのだ。



僕はたまに日本人と付き合うのって客観的に見ると

結構面倒くさいんじゃないかなって思う。



そもそも日本語の習得は大変だろうし、そんなに英語も得意でない。

さらに曖昧さが重なって何が言いたいかわからないし、

日本にそろっているインフラやサービスがいいものばかりだから

他国で生活すると衛生や治安、金、飯など全てにおいて日本基準を求める。

人間関係も希薄な傾向が多い。



もっと世の中を広く見渡せば面倒くさい人はいるのかもしれないが、

そんな僕たちに興味関心を抱いてくれる人たちが世界中にいる。




その小さな事実を消さないように、愛想尽かされないように、

僕たちは繋がり続けていくことが大切なような気がする。




だから、約束を守る、時間に遅れない、礼儀正しくのような信用を得る行動。


だから、本音で本気で、誠実に笑いある人付き合い。


だから、自分に、正直に、お金や他人の目


うんぬんよりも意味ある仕事をして人を世界を喜ばせて生きていく。




金でつながりあう関係性ではなく、心でつながりあう関係性を築くことが

21世紀の僕たちではないだろうか。




だからつながりあう人を日本だけに限定する必要は無く

世界にも出て行けばいいと思う。



そのために20世紀の日本人が作り上げた

経済的恩恵とパスポート、信用を使えばいい。



僕たちが世界に出て、できることは意外にある。



特殊な技能、堪能な語学力は絶対条件ではない。



僕たちはもっと個人で世界とつながれる。




例えば友達をつくる。




たったそれだけことでも、その1人の友達が君を通じて知った

日本を好きになってくれれば、それは大きな国際協力であり

21世紀の日本人への一歩。

なのかもしれない。




今からがその始まり。



誰かにそういうよりもまず僕は僕にそう言いたい。















































































【参考にさせて頂いた方々の情報】

http://www.asahi.com/business/update/0728/OSK201107280001.html

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20110720/221568/?P=1&ST=nbmag

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=49782

http://www.venturenow.jp/news/2011/07/29/1605_013622.html

http://blog.livedoor.jp/akanesato/archives/51292002.html

http://diamond.jp/articles/-/13597

http://diamond.jp/articles/-/13770

http://nihongo.japan-expo.com/

http://www.1101.com/hubspot/2011-07-15.html

http://ja-jp.facebook.com/kokohenjapan




2011年9月7日水曜日

20世紀と21世紀の日本人(上)

 21世紀が始まってはや10 年以上が経った。

ぼんやりと未来のことを考える僕は今25歳。


いわゆる定年の65歳まであと40年。
その頃には2050年を過ぎている。


そしてまだ全く生まれる予定はない
僕の子どもが生きる時代は21世紀の終盤だ。


孫の頃には22世紀。


今から10年前、twitterはなかった。
30年前、吉野家は倒産していた。
50年前、新卒の給与は1万6000円であり、
1ドル360円で外国へ行くのは夢だった。


翻って2011年。


出会うこともないであろう人と容易に出会うことができ、
ムリだと思われたビジネスはグローバルビジネスとなり、
夢は明日にでも叶う現実となった。


では、今から100年後。


そこは地球が存在しているのだろうか。
日本はあるのだろうか。
誰が生きているのだろうか。


考えるのも面倒だし、予想もつかないし、僕は生きていないから
これ以上考える必要はない。かもしれない。けれど、
多分そこは誰かが生きている世界なのだ。


僕はこの1週間未来を考えた。同時に過去へ思いを馳せた。


未来を考えるために今ここにいる意味と

今ここにいれるのはなぜなのかを考えた。




なくなっていくもの、なくしてはならないもの
今あるもの、これから現れるであろうもの、
創りだしていかなければならないもの
創りだして生きたいもの


1週間を振り返りながら整理していきたい。

【20世紀の日本人】


僕たちは20世紀の日本人の恩恵を受けて生きている。

高度経済成長
どこにでも行けるパスポート日本人といえば
興味を持ってくれる人もいて、
世界には約360万人の日本語学習者がいる
GDP世界3位という意味とその貨幣価値
田坂広志氏も言うように恵まれた国だと僕は思う。

それを誇らしく、幸せに感じる一方で
時にそれは僕たちを窮屈にさせるものでもある。

ベトナム人から見て日本人のイメージは
・礼儀正しい
・真面目
・約束守る、時間守る
・勤勉、技術高い
・一生懸命働く
・金持ち

などのようなイメージがあり、
だから日本人は信用できるし、仕事もお願いできる。

そのような理由から日本人が好きな人も実際いる。

なので、例えば約束の時間に5分遅れようものなら、、、


「ええ。。日本人なのに5分遅れてきた。。日本人なのに。。」


という期待感を損ねることもある。




僕の現状の所感では海外に出ると日本にいる以上に

20世紀の日本人の働き方、行動規範が期待されるように思う。






もちろんそれはいい側面もあれば悪い側面もあるだろう。






世界の中にある日本はまだ20世紀の日本が多いのかもしれない。






だからそのよいイメージを壊さないように

「日本人だから~するな。日本人だから~しろ。」みたいな

画一性が求められ、それは僕のようないわゆる20世紀の日本人力を

持ち合わせていない人間にはある種窮屈さを感じるものである。






誤解を恐れず言うなら海外に興味があり海外で働きたいと思う

日本人の一部には20世紀の日本人の働き方に違和感や嫌気を

感じて海外に行こうと思っている人もいるのではないだろうか。







しかし海外に出たにも関わらず、その先でも20世紀の日本人の

働き方を期待されるという皮肉な世界が待ち受けているかもしれない。





特に新たな働き方を模索する20代ぐらいの僕たちは

外国人からの期待と自分が今持ち合わせているものの

ギャップを感じるかもしれない。




20世紀の日本人の働き方がいいものだったのか

悪いものだったのかそれは両方ともあるだろう。






ただ今一度、日本で生まれ育った者として

世界のどこでもだれとでも働いていける基礎力として

20世紀の日本人力を身につけておくのはいいと個人的には思っている。





世界から評価されているいい部分はしっかりと押さえた上で

より発展的な働き方を目指す。




少なくとも僕はベトナムに来て、先人たちが築き上げた

恩恵を肌身で実感し日本人らしく働くということへの

意義を見つけられたと思うからだ。






20世紀の日本人のイメージを活かすこと

20世紀の日本人のイメージを振り払うこと








伝統歴史を紡ぐこと

既存価値観から脱却すること






僕たちはその過渡期を生きているように思う。




【参考にさせて頂いた方々の情報】

http://money.jp.msn.com/investor/funds/specials/company08/12.aspx

http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/report.html
http://diamond.jp/articles/-/6629

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110531/192256/?P=1

http://news.livedoor.com/article/detail/5352681/

http://tyk97.blogspot.com/2011/08/blog-post_10.html

http://diamond.jp/articles/-/13277


2011年8月18日木曜日

比べて生きること

比べて生きるということについていろいろ思うことがあって
書いてたんですが、急遽文章が消えちゃった
このハンパねぇ喪失感の中、再度書くのは精神的に大変困難なため、
超短縮して書きますと
下記に引用しているメールマガジン&ヤフー知恵袋
読んでくださいなって感じです。

そして結論、僕は比べて得られる豊かさ幸せの中で生きており、
でもいつか脱出を試みるために仏教でも学びたいなぁ
と思った今日この頃です。

おすすめの宗教あれば教えてくださいまし。

とか言っちゃったらいろんなお誘いきそうだな。

よし、5分で書き終わりました。



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「安田佳生メールマガジン」

貧富の差



貧富の差があってほしい人、無くなって欲しい人、

実際どちらの方が多いのだろうか。

人はみんな支えあって生きている、協業して生きている。

一人では出来ないことを組織の力で成し遂げ、

一人では手に入れられないものを

役割分担によって手に入れている。

みんな持ちつ持たれつなのだ。



一人で生きているのに比べたら、

誰しもが豊かで恵まれた生活を手に入れているはずだ。

社会を作り、協業し、役割分担することによって。

もしも無人島に一人流れ着いたとしたら、

小さな藁葺きの家を建て、木の葉や動物の皮で衣装を作り、

小さな畑を手に入れるだけで人生が終わってしまう。

いや、そんな豊かな生活を手に入れることなど

ほとんど不可能で、実際には生きていくのが精一杯だろう。

それに比べたら、私たち人間はとても豊かな生活を営んでいる。

日本人は特にそうだろう。

世界でも有数の恵まれた生活を手に入れた国民。

それが私たちだ。



だが実際には、私たちにそれほどの満足感はない。

それは、自分以上に恵まれた人たちが目に入ってしまうからだ。

無人島に流れ着いた自分と比べて、

ああなんて自分は恵まれているのだろうと

満足するフリーターがいるだろうか。

自分の周りが自分よりも豊かな人たちで満たされていたら、

到底豊かさなど感じることは出来ない。

それが人間という生き物なのだ。





 震災で苦しむ人たちを見ると、

少々苦しくても自分たちは恵まれているんだと納得する。

テレビに大金持ちが登場すると、

自分だけ損な役割を引き受けているような気分になる。

つまり、豊かさや貧しさは誰と比べるかによって変わる。

私たちは他人と比べずにはいられない生き物なのだ。



「他人と比べてもしょうがないよ」

などと諭されようとも、本能だから変えようがない。

比べずにはいられない。

その場合、私たちは貧富の差があること

��つまり誰かと比較して喜んだり落ち込んだりすること)

を求めるのだろうか。それとも

貧富の差がないこと(比較しようがないこと)
を求めるのだろうか。



現実はともかくとして、そのような貧富の差を無くそうというのが

共産主義的発想だと思う。

比較する対象がなければみんな幸せでいれるじゃないか。

だから私有財産など持たず、平等に豊かな生活を手に入れよう。

その思想はある意味正しいと思う。だが機能しなかった。

「頑張っても頑張らなくても結果が同じなら、頑張らなくていい」

という結論に行き着いてしまうからだ。

もちろん、実際には同じではない。

頑張れば皆でより豊かな暮らしが出来るのだし、

頑張らなければ皆貧乏になる。だがそれでも頑張らなかった。

みんなで豊かになることに魅力がなかったからだ。





 本当のことを言うと、人はみんなで豊かになりたいのではなく、

他の人よりも豊かになりたいだけなのではないのか。

それも、出来るだけたくさんの他の人よりも。

もしも、本当にみんなで豊かになりたいのなら、

土地など私有化する必要がないと思う。



一人50坪なり60坪なりを国から支給する。

都心は狭く、地方なら広くしてもいい。

とにかく土地は国から借りて、国に返す。そうすれば

土地を購入するために人生をローンで縛られることもない。

みんな一戸建てに住める。

子供は親の土地にそのまま住んでもいいし、

親の土地を返して新しい土地を借りてもいい。

大豪邸に住んでいる人もいなければ、

ウサギ小屋みたいに狭いところに住んでいる人もいない。

理想の世界ではないか。



だが誰もそんな世界を求めてはいない。

いや、正確に言うと、求めていない人のほうが多い。

アメリカンドリームという言葉に代表される、

自由で平等なチャンスを求めている人のほうが圧倒的に多い。

そこでは確かに誰にでもチャンスはある。

だが、その確率は天文学的に低い。

人並みはずれた才能と努力、

そして桁外れの運に恵まれることによってしか

アメリカンドリームは実現しない。だがそれでも人間は求める。

他の人よりも豊かになることを。

どう考えても、全員がそこそこ豊かになる方が

はるかに簡単だと思うのだが。



結論。

誰が何と言おうとも、

私たち人間は「貧富の差」を自ら求めているのである。



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ではでは。

2011年8月7日日曜日

よっしーというオトコ

彼の名前はよっしー。

ホイアンに来て3ヶ月目になる。

彼が何者なのかということについては
twitterブログをご覧になって頂きたい。


twitterやブログを見た皆様はきっと・・・












暗っ












特にブログ暗っ








と思った方も多いはず。

これをきっかけによっしーのブログがポップな感じに変化したら
また皆様にお伝えしたいと思います。

彼はつい先日「元気ネガティブ野朗」という称号を得たので、
今後も暗さを強さに変えてくれることでしょう。

でもでも彼はこんな素敵な笑顔ができる奴なんです。
そこんとこおさえて彼のメッセージを読めばきっとポップな感じになるはずです。






・・・・・・







とここでよっしーの写真を公開したいところですが、
「僕顔見せNGなんです」とアイドル的発言をされたため
ご興味ある方はホイアンまでお越しくださいませ。


さて話は変わりますが、
今日は彼がダナンに来たということで一緒に食事に行って
いろいろ話してきたのですが、2つ得に印象に残ったことがあり
それを少し紹介したいと思います。

「統計や情報を調べてあれこれ考えるより、
      先に飛び込んじゃったほうがいい。」




よっしーは大学を卒業していきなりベトナムにやってきた強者だ。

僕の見解では海外で働くということはそんなたいそうなことではなく、
行ってみると意外にどうにかなる場所であり、
条件は様々であるが意外に仕事はあるものである。

そこは決して限られた一部のエリートだけが
働けるというフィールドではないのだ。


ただしかし行くことができない。

それが多くの人にとっての現状ではないだろうか。

きっと給与、将来のキャリア、言葉、治安、衛生などなど
二の足を踏んでしまういろんな理由があるのだと思う。

日本から外国に一歩を踏み出す。
ここに外国で働くことを阻む壁があるように僕は思う。


そんな中、よっしーは
「世界中に仕事はたくさん広がっているのだから、
統計とか情報とか調べてあれこれ考えるより、
先に飛び込んじゃったほうがいいんじゃないか。」

と思ってあっさりさっぱりホイアンまでやってきた。

彼も当初、海外で仕事するなんて発想は全く無かったようだが
ブログでなどを通じて外国で働く日本人の存在を知り、
実際に外国を旅してよりその実感を高めたようだ。

選択肢を多く持つってことと、
あまり頭で考えすぎずやってみるってこと。

まずはそんな感じでいいんじゃないでしょうか。




「消費者側ではなく生産者側に立ちたい。」

「旅の途中で日本語を教える手伝いをした時、とても充実感があった。
そして次の日、街中をあてもなくブラブラとしたけど
とてもつまらなかった。なんか消費しているだけって
つまらないんだなって思った。」

そんな話の流れでよっしーは生産者側、供給者側の視点や
そちら側の楽しさを体感することができたようだ。

そして今、彼はまだいろんなものを人から与えられている状態であり、
自ら与えることがあまりできていないという状態だからこそ
このような冒頭の言葉が出たのだと思う。

人の役に立つこと、人に何かを与えること、それによって相手から喜ばれること。

これって仕事の根本的な発想であり、それを彼は誰から教えられたわけでもなく
自然と口にできたことに僕はすごいなぁと感じた。

というのも今年新入社員で銀行に勤めている後輩に聞いた話だが、
「まだ入社して2ヶ月やのに同期の子達は
給料少ないとかボーナス何か月分出るかとか金の話ばかりしています。。」

という話を聞いて、一体会社は彼らに何を伝えられているのだろうと
感じたことを思い出した。

何年も働いている先輩や上司がいるのに、
きっと研修だって受けているのに、
そんな恵まれてた環境にいるにも関わらず
彼らは一向に消費者の立場から抜け出せていないことを
この言葉が全てを物語っている。

きっとよっしーはよっしーなりに試行錯誤、暗中模索しながら
自分の存在意義や責任感、お金の重みを自分自身で
感じているのではないだろうか。

彼は今ホイアンのホテルで
世界観を広げながら、日々言葉を勉強し、生産者側に立とうと
日々活動している。

いつかそんな新卒の働き方が普及する日がくるのかもしれない。

少なくとも今よっしーは僕が後輩から聞いた銀行で勤めている
子たちよりもいい何かを掴み取っているように思うのだ。


最後になったが彼は今ホイアンのホテルで働いている。

この先彼がどこに行くのはわからないが、
彼はベトナムが好きなようなので、彼にベトナムのよさや
おすすめの旅行プランを聞くもよし、彼の人生談を聞くもよし。


人に会いに行く旅なら、立ち寄ってみてくださいまし。

そんなよっしーにお問い合わせお待ちしております。




2011年8月4日木曜日

娯楽から見えた、住むこと≒生活すること

久しぶりにボウリングに行ってきた。
ベトナム人学生も一緒に行ってきた。

なんと彼らはボウリング初めてだというではありませんか!!

そういや、、
ベトナム着いて2日目にボウリング行ったときもそういう子いたなーとか
サークル の飲み会の後はたいていボウリングだったなーとか
ボウルの上に座ってる店員の女の子を見て日本だったらクビだなーとか
いろいろと考えておりました。




その後、しばしゲームに興じる。

やたらと真剣な顔でテニスゲームをやる川村が
ヲタッぽく見えたのは言うまでもない。

子どももキングオブファイターズをガチャガチャやっとります。
格ゲーはまるよな。









そして今日はベトナム人に連れられ、ライブハウス?に行ってきた。
途中飛び入りで歌う人などもおり、カラオケではないのだが、
プログラムが決まっていないライブハウスって感じだろうか。

この柔軟さというか臨機応変さというかグレーな部分が多い
システムにはある種、器の大きさ、ゆとりを感じさせてくれる。




ボウリングもゲームセンターもライブハウスもいわゆる
娯楽とかエンタテイメントっていう分野なのかなって思うのだが、
こういう仕事ではない場所で見るベトナム人の素顔は刺激になる。

ベトナム人ってどんな人なのかと問われる時、
ほとんどその意図は仕事人としてどうなのかということになる。

ただ、仕事場で見せる姿が僕たちの素顔だろうか。
そこが僕たちの性格、人間像を全て映し出しているだろうか。

仕事しているだけでも飲みにケーションするだけでも見えてこない
何に没頭し、何に怒り、何に心安らがせるのかという感情を
娯楽や遊びという日常から垣間見ることもベトナムを
理解するために大切な行為だと思う。

多くの日本人にとってベトナムに居る目的は
仕事であるから、それは生活すること、暮らすこと
と同義ではないように思う。

根本的なコミュニケーション、価値観、文化のずれというのは
日常を共有していないことにあるのではないだろうか。

そのずれを少しでも矯正するために、同じ飯を食ったり、
同じ移動手段を使ったり、同じ言葉を使ったり様々なものを重ね合わせていく。

しかしそれらの多くは仕事という大きな枠組みの中で
ずれを合わせているだけであり、仕事ではない遊びや娯楽という
枠組みの中で同じ何かを共有するということは少なかったように思う。

うん、要はベトナムに住むことで得られる理解と
ベトナム人と同じ生活をすることで得られる理解は
違うってことなんだろうな。当たり前だけど。

生き活きしないとねー。

ということでこれからは
もっと遊びにでかけんといかんですわ。