2011年10月29日土曜日

本当のところ

ここ最近facebookやtwitterを通じて高校時代の友人や
大学時代の友人などと再会することが多い。

特にfacebookはなんで俺のことがこんなにわかるんだと
不思議になるぐらい「あなたは~さんと知り合いではないですか?」
と友達になるのを促進してくる。


前にfacebookがあなたの人生をぶち壊すという記事を読んだが、
まあなるほど僕も昔好きだった子や付き合っていた子の名前を入力して検索し、
名前が出てくるかこないかにはハラハラさせられたもんだけど
こうやってfacebookがつなげたくれたご縁には感謝をしている。


僕は大学卒業までずっと兵庫県にいたし、
仕事を始めてからは東京、その後ベトナムとなったから
関西にいた頃の友人というかほとんどの人には
なぜ僕がここに至ったのかという経緯はほとんど説明できていない。


でも説明する機会が全くなかったわけではない。


言ってもわかってもらえないだろうなとか勝手に諦めてみたり、
自分でもどう言葉にまとめたらいいのかわからなかったり
自分の思っていることを正直に言えない空気を勝手に感じて
何も言えなかった時もあったし、
情けなさや恥ずかしさを含んだような怖さもあった。

つまりは自分が行く道に、自分が信じているものに
自信がなかったということなのだろう。

あの当時今からやろうとしていることがよいかどうかなんて
自分もわからないし、わかるはずもない。

でもなぜベトナムに行くのか?
そんな問いは何度も受けてきた。

生き方働き方の選択肢を増やすため。
それを自分自身で実践するため。
武者修行のため。

今もそれは純粋にそう思っている。


でも僕が本当に本当の、心から、腹の底から思っていることは

そんなことじゃないんだと思う。


100人中100人から見て間違っている道だとしても、
実際に間違っていたとしても、そこからまた立ち上がり
せめて自分だけでも自分が選んだ道は正しかった、間違ってはいなかったと
自分で自分を認めるための何かを掴みたかったのだと思う。


本当は、ただそれだけなんじゃないかと思う。


だから言っていることは論理ではなかったかもしれないと今振り返ると思う。


そんな中、再びウェブを通じて再会できた友人から、
メールが届く、ブログ読んでる、誕生日おめでとう、ツイートをRTしてくれる。

そんな他愛のないことで結構僕は救われている。



みんなはどうしているんだろうか。


結婚した人、転職した人、太った人、
老けた人、かっこよくなった人、外国へ行った人

人生楽しんでる奴もいれば、行き詰っている奴もいるかもしれない。


きっとみんなそれぞれに変化があるのだろう。


ただ、愚痴りながらも毎日部活へ行ったり、学校での下ネタ話、

飲み会後のボーリング、ファミレス、駅前、海などでグダグダと話し続けたり

畑作業しに行ったりした日々の僕たちは変わらないままだと思う。



そんなことをここに書いておけば

きっと昔と変わらないトーンでみんなとまた話ができるんじゃないだろうか。



そしてあの頃は話せなかったいろんなことを

話せる日がくるんじゃないだろうか。



変わったこともある。でも変わらないものもある。










じゃーまた会う日まで。











2011年10月24日月曜日

日本の中に外国をつくる

ちょっと前に日本への留学フェアINダナン!
がありました。

僕の職場の近くで実施されており、
たまたまコーヒーのパシリに駆り出されていた最中に発見。

パシリもいいことあるなおい。

日本語学校だけではなく、大学も専門学校も来ていました。

現在日本への外国人留学生の在籍数は中国、韓国、台湾と並び
そして4位にベトナムで約3500人が現在日本にいるそうだ。




そして今日はトヨタが内定者向けに短期海外留学プログラムを提供
というニュースを発見。

外国人を日本へ。日本人を海外へ。

僕がベトナムにいるからなのかどうかはわからないけど
日本はどうやら海外って言葉が流行りのようだ。

ただ、どちらかといえば日本人を海外へ!
みたいな話のほうがよく聞くような気がするし、
熱がこもっているようにも思う。

しかし現実的には外国人を日本へ!
の方がうまくいっている。と言っていいのかどうかわからないけど
調べた限りでは、
2010年外国人留学生日本への受け入れ結果141,774人。過去最高。

日本人の海外留学生数は2004年の82,945人をピークに
減少し2008年には66,833人。
また、国が支援する予算についても
外国人を日本へ呼ぶことに力を入れていることが伺える。

もしかしたら個々人がミクロに考えていることと
国がマクロに考えているにことにはずれがあるのかもしれないなぁ。





さっきリンクを貼った記事の中に、

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「留学に行きたいと思うか、もしくは過去に思ったか」には、
留学未経験者の86%がイエス、留学に興味のある人は92%にも上り、
ほぼ全員である。
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という驚きの内容がある。

一体どんな奴にアンケートとったんやと聞きたいところだが、
かくいう僕は学生時代、上記でいう8%に入る留学には
全く興味がない学生だった。

今思い返せば、周りの友人数名は留学に行っていたし、
休学してワーキングホリデーをしている奴もいた。

それを聞いても「へー。すげーな。」
ぐらいしかコメントできなかった。

なんつーか、それぐらいモーレツに興味がなかった。
留学に。海外に。外国人に。


そんな僕が今ベトナムにいて、留学についてのブログを書く。

本当に偶然だが、約2年前にそんな


留学(生)、海外、外国人と隣り合わせの環境に身を置くことになった。

「へー。すげーな。」の自分があったからこそ、
身にしみること、自分愚か者でしたと思うこと、
そしてやっぱ外国は行っとくべきだなぁと強く思える。

ただ、行ったほうがいいよと言ったところで
8%に入る僕は行かないのだ。


そんな僕の実体験から思うことは日本人を
より多く海外に出したいなら、まず日本国内で留学(生)、海外、外国人などに
触れる環境をどれだけ多くつくれるかだと思う。


日本にいながらにして世界とつながる。世界が面白いと感じる心を育む。
そんなことが大切だと僕は思っている。

あの頃の僕は「英語」、「海外」、「留学生」などの言葉が出ると
すぐさま逃げていたから、それらから逃げられない環境や
それらがあるのが当たり前の環境をつくらないといけないと思う。

だから何でもいいからまず海外に行けというのは
確かにそうなんだけど、前に自分がラオスからタイの国境を
軽く越えた時のようにもっと自然体な状態をつくれればいいなぁと思っている。


きっとこれはすげー時間の長い話なんだと思うけど、
・APUのような学生の半分以上が外国人の大学、
・街を上げて外国人観光客を増やす取り組み
・夜間での日本語教室や地域にいる外国人との交流
などそういったつながりが当たり前であり、面白いものであるように
今そこで住んでいる環境から変えていくことができればいいと思う。

そういった土台がある中で生きている人は
自然とどこへでも行けてしまう感性を持てる。と思うなぁ。


そういえば僕がベトナムで会う日本人の出身大学で
目立って多いのが、早稲田とAPUという事実がある。

そして彼らは普通に企業駐在員ではなく、普通の海外旅行でもなく、
一風変わった働き方、旅行スタイルで生きていることが比較的
多く見られることもあってよく印象に残っている。

さらに調べると面白いのがその2つの大学は
外国人留学生受け入れ数1位と2位の大学であり、
かつ外国人留学生が人口に占める割合県別トップに
早稲田がある東京都、2位はAPUがある大分県になる。

確証は全くないけれど、異国異文化が当たり前に存在している
環境の中で生活している人なら、気軽に外国へ出て行けるという
論を立てるための事例にはなり得る話だと思う。


外国人を日本へ。日本人を海外へ。

これらはお互いがお互いのことを考えることで
より活性化されるのだと思う。




2011年10月17日月曜日

誰がために

ども。

去年一昨年といろんな方々から誕生日を祝って頂き、
ついに、、3度目の誕生日がやってきました。



※特に何も意味はないBEE LINEの謎PR。


今年の誕生日は何してかってのをざっと報告すると、、





もうしょっぱなからこんなアドベンチャーづくしで、






日本とかベトナムとか国を考えさせられる機会もあり、











2013年開園の大型ファンタジーパークに
先走ってきちゃったわけですよ。





before。。霧がガチでかかり過ぎて何も見えない。そして寒い。。






afterr。。次の日の朝にはいい天気でした。。











今年は何を書こうか、何を伝えようか、何を決意表明しようか。
そんなことを少し考えました。


んーーーーー。


不思議と言葉がまとまりません。

これが何と言いますか歳をとるということなのかなぁと思いました。

なんか自分の中では大きな1年になりそうな気がします。


あとは、、んーーーーー。



たった1つ断言できることは、
僕はどこかでこのブログを見てくださっている
皆さんに支えられて生きているということだなと。今そう思いました。


twitterやfacebookは世界を広げてくれます。

そこにはいろんな出会いや楽しさがあります。


でも僕の始まりはここなので、
ここが一番大切だなと思うのです。


原点。根っこ。腹の底。本当のところどうなの?


ここはそういったことを思い出させてくれる
僕にとってとても大切な場所です。

書き続けてこれたからこそ、そう言えるのであって、
書き続けてこれたのは、少なからず誰かが見ていてくれたからでもあって、
だから、いつも本当にありがとうございます。

と心から言いたいのです。


では短いですが、引き続きよろしくお願い致します!!