2010年8月4日水曜日

フルコミッション

フルコミッション。

またの名を完全歩合制。
��か100であり、DEAD OR ALIVE、 ALL OR NOTHINHGである。

この言葉から、2年前東京で仕事していた時のことをふと思い出した。

そういえばいっときフルコミッションで営業をしていたんですよ。
��ヶ月間だけやけどね」。

��ヶ月目が0。
��ヶ月目が1件。
��ヶ月目が2件。

というふうに少しずつ契約が増えたけど、
結果今はベトナムにいる。

��ヶ月目の0の月は先月の給料があったから生活に支障なかったけど、
��ヶ月目の1件のときはその月にとった契約のコミッションが
来月に回されて、その月の末に払われなかったから焦った焦った。

ちょうどその頃、会社の仕事で日本で働きたい留学生の
就職転職フェアがあって、そこに僕たちもブースを構えて
いろんな外国人の面談をしたんやけど、
たまたま上海出身で早◯田卒業予定の中国人と話をしたんです。

上海なんて都会やし、仕事もたくさんあるやろうし、しかも早◯田やし、
帰ったらええやーんて話をしたら、

「大卒だと上海は給料5万円なんです。。生活できません。。」

と言っていて、その給与差に衝撃を受けたその日の帰りに
僕の口座の振込金額見たら給料が5万円になってました。


からつの給料が上海勤務になってる!

と爆笑しながら三田で先輩に大戸屋おごってもらったことを
懐かしく思い出してしまいました。

辛かった・・・という思い出に全くなってないところが
なんか不思議だなぁと思う。

それはつまり、お金がないってことが必ずしも幸せじゃないには繋がらないし、
毎月固定給もらっていたら人生楽しいわけでもないってことだろう。

お金がないってのは今も昔もそんなに変わらないけれど
フルコミッションのときのような、なんか必死こいてやってる感覚とか
必死こいてやんなきゃならないけど、必死になれずになんでだろうとか
今日1日を生きたって感覚が固定給だと薄まってくる感覚がある。


売れねー商品売ってる場合じゃねーと考え、
全然自社サービスと関係ない商談を持ちかけてみたり、
契約料金勝手に変更して契約とってきたり、
先輩と2人で暴走して夜な夜な練った企画を売り込みに行ったり
会社として、組織として、経営として、何一つ機能していなかったと思うし
そんな状態だったから、そういう結果になったんだと思う。

でもあの頃が1番楽しかったなぁと心から思う。

辛く、どうしようもないときほど楽しめる人間なのか。

一緒にいる人達と過ごす時間が心から好きであれば
どんな時でも楽しめる人間なのか。

どっちなのかはまあ置いといて
フルコミッションの時の気持ちを思い出しながら
仕事してみようかと思う。



 

2 件のコメント:

  1. ��ozoさん
    コメントありがとうございます。
    熱いハートですか。。
    ベトナムの労働観に触れてから
    さびれかけているような気もします。笑
    中部は今かなり暑いですね!
    しかし、時々雨も降ったりしますし涼しい日もありますよ。
    来るときにはぜひご連絡くださいませ。

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  2. こんにちは。
    日記楽しく拝見しました。熱いハートを持ちながら暮らしてらっしゃるんですね。
    中部は今頃が一番いい季節だと聞きましたがいかがでしょうか?

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