2010年8月15日日曜日

「今この瞬間」を楽しむ旅行

約10日ぶりの更新です。

日本は夏休み真っ只中ですが、ベトナムはもうじき夏休みが
終わろうとしています。

ベトナムに帰ってきて、約1ヶ月。
いろんな人がダナン、ホイアン、フエに来てくれました。

その中でも、楽しい旅行になっただろうなぁと僕が勝手に思っているのは
フエにいる川村の後輩である中澤君と高井君。

日本語の授業を手伝う&ホイアンに行くために
ダナンにもお越し頂きました。

彼らから帰国後メールが届いたので、
どんな風に楽しかったのかちょっと彼らのメールを抜粋。

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着くやいなやあの交通状態の中でバイクに乗っかったと思ったら
次は自分でチャリンコ漕いで訳の分からない道を行ったり来たりして。
キャラの濃い面々に囲まれる観光から
最後には女子大生との合コンまでw
とにかく全て面白すぎました!

PS.今から連絡先交換した方々から来たローマ字メールの
解読作業に入ります!笑

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てな感じだったようです。

もうちょっと具体的に説明&付け加えるなら・・・

日本語旅行ガイド育成コースに参加している
女子学生と一緒にバイク2人乗りでホイアン観光。

しかし、帰りに謎のバイク故障で炎天下の中バイクを押して帰ってくる。

バイクが直り、市場へ行くと突然の大雨に打たれズブ濡れになる。

そして夜は日本語授業に突入。

学生からポッチャリ系と言われた中澤くん。
体育会系な明るさとボディランゲージで次々と仲よくなっていました。
次はお仕事でベトナムにカムバックしてください。



甲南つながりで一気に親近感がわいた高井君。
女の子に囲まれ、ハーレム状態です。



いい感じで中沢くんと高井くんが学生と会話できてきて、
よしよしと思った矢先、ハプニング発生。学生に呼び出され、質問を受ける。

学生:「先生、みつけの人を知っていますか?」
僕:「みつけの人?だれそれ?」
学生:「見附市の人です。今日は見附市の人達がダナンに来て、交流をします。」
僕:「・・・いつ?どこで?」
学生:「あと10分でここにきます。11人来ます。」

ちょいおーい。

僕:「わかりました・・・けど交流ってなにするの?」
学生:「いいえ、わかりません。」
僕:「その交流の内容は僕たちが考えるのか、
   見附の人達が考えるのかどっちですか?」
学生:「いいえ。わかりません。」

ちょいおーいちょいおーい。

少し説明をするとダナンは日本のいくつかの市と友好関係を結んでいます。

その中の1つが新潟の見附市というところであり、他にも神奈川の川崎市や
大阪の堺市なども友好関係があるのです。

そして10分が経ち、本当に見附市の方々が登場。
中学生から見附市役所の方、教育委員会の方など
年齢層が様々な11人がやってきました。

僕:「すみません、本日は交流するための何か予定はあるのでしょうか?」
見附:「いやー特には。。歌なら用意していますが。。」

こういった土壇場でどうにかすることにはだいぶ慣れてきました。。

ということで早速、日本人がたくさんいるんだから
日本人1人:ベトナム人2~3人のグループになり
個別にトーキングタイム!!に中澤くんと高井くんも巻き込みました。



中学生が来ていたのはとても新鮮で、彼らは将来この日本語を勉強している
ベトナム人との交流体験をどのように振り返るのだろうと
一人もの思いにふけながら、写真をパシャリ。

最後に見附市の人達が夕焼け小焼けを歌い、なんとか無事に交流は終了。

さてさて疲れたことだし、今日は授業をはやめに切り上げて
さとうきびジュースをみんなで飲みにいくことにしよう。

ということでまたもや中澤くんと高井くんをここでも巻き込む。

予期せぬハプニングの連続で本当に疲れたと思います。
中澤くん、高井くん、本当にお疲れ様&ありがとうございました。

※話変わって・・・

前に青年海外協力隊の人と旅行中に写真を撮るという
行為についての問題点を話したことがあった。

写真を撮るという行為は、今を楽しむというよりもそのあとの
思い出としての振り返りやブログへのアップなど
まだ旅行中なのに、既に旅行が終わった後のことを
楽しみにしている行動であり、今その瞬間に目がいっていない行為だ。

というような話をした。

これは結構旅行業界の人達の中ではよく話されることらしい。

確かに自分も旅行へ行ったらよく写真撮ってるな。。

もちろんそれは何も悪くないし、写真を撮ることは旅行の楽しみ方の1つだ。

ただ、僕は今回、中澤くん高井くんのハプニングだらけの旅行を
垣間見て、彼らは旅行している「今この瞬間」を楽しんで
自分の心に、記憶に、ベトナムを刻みつけることができただろうなぁと思った。

何より2人はすげー楽しそうだった。

授業中、みんなと一緒に過ごした写真は全く撮れてないけど
彼らのメールアドレスはゲットできている。

写真がないから、顔を思い出すことはできないかもしれないけど
メールのやりとりが彼らとの思い出を蘇らせる。

写真よりもずっと思い出に残るものは、
人との交流やその時、その瞬間の感情や出来事じゃないだろうか。

1枚も写真を撮らず、記録には残らないけど
記憶には鮮明に残る旅ってどうだろう。

そんぐらい今この瞬間に夢中になれる旅。
なんか疲れそうだけど、楽しそう。

癒しとかリフレッシュとかじゃなくて
心身ともにフル回転かつ刺激的な出来事が次々と起こる感じ。

めっちゃ疲れたけど行ってよかった。

そんな感じの旅行ってどうでしょう。




4 件のコメント:

  1. ��hon
    早くベトナムに来て下さい!

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  2. 久しく、女の子と喋っていません。

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  3. ななほ様
    コメントありがとうございます。
    唐津と申します。
    大学2年生ですごい行動力ですね!
    最近ダナンも20代の
    日本人女性が増えつつあります。
    おすすめの場所はソンチゃ半島とか、バナ山脈とか
    まあとにかくホイアンに行くことですね。笑
    せっかくダナンにいるんですから
    滞在中にどっかでお会いしましょう!
    では!

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  4. こんにちは :] 大学2回生の、ななほといいます。
    開発経済に興味があり、授業の先生のやっておられるNPOに興味を持ち、必死で自分を売り込んだところ、8/16から一ヶ月間、ダナンでのフィールド先に派遣されることとなりました。
    同じ日本人の若い方がダナンで働いていらっしゃるということで、興味を持ってブログを読んでいます!ここは行くべき!というところがあれば、ぜひ教えてください^^
    Nanaho

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