2010年5月19日水曜日

自然。かつ多様性

日曜日は今ダナンで日本人向け旅行ガイド育成コースを受講している
みんなと一緒にダナン、ホイアンの観光スポットを見学。

チャム美術館、フラマリゾート、シルバーショア、ダナンゴルフクラブ、
ホイアン旧市街、五行山と朝から夕方まで歩き周り、クタクタになって
帰ろうとしたところ、海へ行きましょうとのお誘いがあり、海パン持ってないのに、
海で泳ぎ、ベタベタでシャワーも浴びれぬまま飲み屋に拉致されてきました。。

最後に飲み屋で記念撮影。



今囘何が面白かったっていうと彼らはそこまで深い仲ではなかったってことが
最後の飲み屋でようやくわかったってこと。

海にみんなで行って、そのまま飲みに行くぐらいだから
みんな仲いいんだろうなーと思っていたのに、飲み屋に到着してから
「じゃあ自己紹介しようか。」と言い出したときは衝撃でした。なにを今更・・・

そして彼らが年齢も職業も学歴も全然違うのにこうやって
自然に集まっていることにも驚きでした。

1番上は28歳から下は20歳。
会社員もいれば学生もいる。
分野もIT、接客サービス、工科系、外国語、経済などなど。
そこに最後は日本人の俺。

あぁ。。多様だなぁ。。
と勝手にもの思いにふけっていました。

日本では学歴も職業も年齢もファッションも違う人たちが
一同に集まる機会ってあるだろうか。

それはもちろんある。
でもそれは誰かが意図的にそういった場を作り出し、
そこに呼び込むといった形での場だと思う。

つくられた場だ。

彼らのように何かを意図したわけでもなく、
その場の思いつきで声をかけ、それに対して
緩やかに気兼ねなく人が集まる。

とても自然につくられた場だと思う。

ベトナムは会話が多い国だなぁ。
と友人が言っていたことを思い出す。

僕はそれを人と人とがコミュニケーションするときの
垣根が低いなぁという意味で解釈している。

カフェでもバイク運転中でもお店での接客でも
会話が簡単に始まる。

それは店員と客という境界線、他人という意識、
年齢、所属が違うということへの恐れなど
いい意味でも悪い意味でも気を遣っていないからこそだと思う。

自然。かつ多様性。

うーん、眠くなってきたからこれぐらいにしておこう。。




2 件のコメント:

  1. コメントありがとうございます。
    私達が消極的過ぎるのか、彼らが積極的過ぎるのか
    スタンダードはわかりませんが個人的には
    この文化いいなぁと思っています。
    日本はそれだけ妙に気を使い過ぎたり、
    境界線がたくさんあるのかもしれないなぁと感じています。

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  2.  僕もダナンからハノイまで電車旅行した時に
     たまたま隣に座った全然知らない人に、『え!君外国人?
     どこから来たの』と声をかけられて、この人何!?と思い
     ながらも、ハノイ着くまでまでほぼノンストップで喋った
     経験があります。
     確かに年齢だとか、職業だとか関係なしに楽しか
     ったら、道端でも、喫茶店でも、ビーチでもどこでも
     話が始まるのは日本人からすると不思議なところがありま 
     すね。
     でも電車で話したおかげで、ハノイの名所やベトナム人し
     か知らないスポットなんかを教えてくれたので、色々収穫
     はありました。

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