2010年11月2日火曜日

地域にいながら海外とつながること

先週の日曜日。
EENAホテルの娘さんが4歳?になったということでダナンで誕生日パーティ。

偶然宿泊していたベトナム人なども交えながら
大勢の人たちでにぎやかに過ごしました。



最近なんとなく感じるのはダナン日本人が増えたなぁ。と思っております。

そういやこの写真に写っている人たちもほとんどが
1年前にはいなかった方々だなぁ。

と同時にそれだけいろんな人と関わりながら

ここで生活できていることに嬉しさを感じます。


時々就職相談のようなメールが恐れ多くも僕のところに
くるのですが、「海外で生活していて大変なことってなんですか?」
と質問されることがよくあります。

そんなときはもちろん

言葉。以上。と100%当たり前な回答をします。

でもほんとのところ、もう1つあって・・・
友達が少ないっす。そもそも日本人で同世代の人がほとんどいないっす。
気を遣わずバー!!って話せる相手がいないっす。
ってことが挙げられるかな。

環境上、いつも年上の人達と話しているために

唐津さん年下にも敬語使ってますよね。
関西出身のくせに関西弁ほとんどでないですよね。

と言われたこともある。

こんなことをブログで書いてしまうと
ああなんて寂しい奴なんだ・・・と思われがちですが
まあそんなことは置いときましょう。


でもこういった経験をしているからこそ、
僕は逆に日本で住んでいる外国人の人たちに
思いを馳せることができるようになり、

彼らは日本人の友達がいるのだろうか?
地域には同じ国の人たちはいるのだろうか?
母国語を話す機会はあるのかなぁ?
何か生活上のトラブルがあったとき大丈夫なのかな?

とか考えるようになりました。

外国に来て寂しさを感じたことで、
日本にいるときは全くなかった視点をもつことができた。

人の痛みをわかるためには
自分がその痛みを経験している必要があるのかもしれないなぁ。

だから痛いことや辛いことをたくさん経験している人は
人に優しくなれるのかもしれないなぁ。

そんなことも感じたりしているもんで、
日本に一時帰国して少し時間が空いたときには
日本の中にあるベトナムを少しでも知れたらと思っている。

つーことでベトナム料理屋へ。
わが地元神戸&大阪。

これは大阪のお店かな。



シントー750円。。ベトナムでもこんなぼったくられたことありません。。


この下は神戸三宮センター街のさんちかにあるタンカフェ。

xin chao ! xin moi !ばっかり言ってる店員さんがいて
意味わかって言ってんのかどうか疑わしいかったのが面白かった。

ここの店長さんはどうやらベトナム人のようだ。
そしてnuoc miaがある。。



結構取材されとるようやね。

実は神戸ってすげーベトナム人の人が多い街で有名なんです。
てことは最近知りました。

昔ボートピープルで日本が難民受け入れしたのが
神奈川県と兵庫県だったようでそのときのベトナム人が
今もこの2つの県には多く定住しているなんてことは
20数年間神戸で生活してきたけど全く知らなかった。

阪神大震災以降にはNGOもできている。

そこは大学時代毎日通り過ぎた駅だった。

僕が無知過ぎたということもあったけど、
興味関心もなく、何気なく生きていたら気づかず
通りすぎてしまうものなんだなと改めて思った。





こっから下の写真は東京。

花泥棒っていう会社があって、そこが下北沢で経営している
カフェ KARATE CHOP。

隣には服屋さんもあってそこの服は
どうやらベトナムで作ってるらしいですわ。



これまた下北沢のベトナム料理屋リトルサイゴン。
電話番号載ってるけどまあ宣伝になっていいか。笑



ここは日本に留学に来ているベトナム人学生を
アルバイトで雇っていて、その子の特技を活かして
レストランでこんなイベントをやっている。

自分自身がそうだったけど、ベトナム料理屋さんとかカフェに来る人って
何かしらベトナムとつながりがあったり、ベトナムの国のことを
思い出したかったり、ベトナムに関わっている人に出会いたいって気持ちを
持っていたり、味ももちろんだけどそれ以上のものを求めて来る人が
多いってこの店の人が言ってた。

だから日本語がまだまだ未熟でも
ベトナム人のアルバイトを雇う意味はそこにあるって言ってた。

ベトナムのこと知りたいと思うとき、
または海外のことを知りたいと思うとき、
その国に出かけることが1番理解できる。

でもそれをしなくても日本の中にも外国ってたくさんあると思う。
見えていないだけで僕たちの生活や地域にいつもどおりあると思う。

ネットや本から調べる外国もいいけど
こういったカフェや料理屋さんにいる人たちから
その国のことを知ったりするのもいいのではないでしょうか。

決して正確な情報ではないかもしれないけれど
その国を知るためには心を通わすことが結構大切なのかなって思う。

他にもボランティア団体だったり、国際会館だったり
つながりは意外といろいろあるはず。

地域にいながら海外とつながれる。

think globaly act localy

とはこのようなことなのかもしれない。


5 件のコメント:

  1. うん、似たような考えを持っている人みたいだね。
    URLを見ると、桜美林の学生さんみたいだよ!
    桜美林に尋ねたら、つながるかもしれないね!
    国際関係部(笑)

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  2. ①ひるさん
    コメントありがとうございます。
    ドキュメントとても参考になりました。
    書かれていたことには非常に共感ができて
    僕が想像している日本社会と同じであり、
    またそこから浮かび上がる問題も同じでした。
    同じ国際関係部として、
    ぜひ会ってお話したくなりました。笑
    まじでどっかで会えるといいなぁ。
    やっぱ僕は日本の中にある外国や
    ベトナムに意識が向いてしまいます。
    ②川村
    草食系男子の我々には高きハードルですが
    引き続き頑張りましょう。
    しかし、先生の存在は
    非常に頼もしいものです。
    洪水で流されないように頑張ってください。
    ③なかい
    新潟は若者がいないということですか?笑
    毎日こんなこと考えてたら疲れます!
    でも考えさせられる環境が
    ここにはたくさんありますからね。
    まだ何もできない若造なんだから
    まずは発信することぐらいはしようかなと
    思う今日この頃です。

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  3. 「唐津さん年下にも敬語使ってますよね。
    関西出身のくせに関西弁ほとんどでないですよね。
    と言われたこともある。」
    これって新潟でもあるよ!でもベトナムでは比べ物にならんやろうね。
    オシュウのブログもツブヤキも刺激になる言葉多いんやけど毎日こんなことばっか考えてんの?

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  4. めずらしくいい日記!俺もフエ単独で時々寂しくなるわ。
    お互い、恋人をみつけないといけないな笑

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  5. AnHOi HOiyan ヒルー2013年5月15日 20:22

    私が働いている場所も、韓国人や中国人がいるけど、
    結構月日の経った人たちは、帰りたいって、漏らしている人もいます。住居探すのも、大変だったよ!と、聞く。
    そうだよね・・・
    神奈川県は、実は隣の大和市(隣の駅)に、ベトナム人が多く住む場所があると聞いたことがある。実態は全然知らないけれど、そんなコミュニティが、あるのかな・・・
    こんな文書があった。。
    http://www.obirin.ac.jp/la/ico/images/_04report/2007vanfantie.pdf
    調べてみると、難民定住援助協会とか、色々あるんだね!

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