2010年2月21日日曜日
10カ国以上の人と同時に出会ったら・・・
徒然なるままにニャチャンの思い出をご報告します。
ニャチャンは周りに小島がたくさんあって、
それを活かしたボートトリップツアーという企画があるんですよ。
それにバックパッカー中の学生と参加して、
まあせいぜい10人ぐらいだろうと思いフタを開けると・・・
初の動画挿入です。御覧下さい。。
イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、オーストラリア、アメリカ、カナダ、
スウェーデン、オランダ、スリランカ、韓国、中国、べトナムなど
多過ぎて覚えてないですが、総勢約40人の多国籍ツアーに
英語話せないジャパニーズ2人が入り込んでしまったのです。。
いや少しぐらいは話せるんですよ。
��対1とかだったら、ちょびっとは話せるんですよ。
しかし、この40人を超える大所帯でナチュラルかつ
ハイスピードなイングリッシュが飛び交いまくってるんわけですよ。
御覧の通り、彼等は次々にいろんな人に話しかけ、
多くの友達を作っていく中、完全に空気に呑まれ、
沈黙・睡眠を繰り返す僕と学生。
やることはこうやって動画を撮ることぐらいしかないのですよ。
時には話しかけられることもあるんですが、緊張して
「オーイエス!イエース・・・」のようなことしか言えず、
もう・・・なんていうんですかね。。
英語話せなくてすみません・・・みたいな。
ツアー参加しちゃってごめんなさい・・・みたいな。
日本人でごめんなさい・・・みたいな。
気持ちにまでなってくるわけですよ。
そして、ようやく1日かけたツアーが終了し、
��人で学んだことは
「やっぱり世の中英語だな。」
というごくごく当たり前な結論。
当たり前なのですが、本当に問題だ!と思えるほどの
意識を持っている人って多くはないんじゃないかなと思う。
今回のように「あぁ・・・情けない・・・」とか思う体験は
日本にいるだけではそう簡単にできないと思うんです。
それだけでも貴重な体験させてもらったなと思います。
【モチベーションが全ての外国語教育】
情けない経験もしたところで、家に帰り、
日本における外国語教育の将来をニュース閲覧。
こんなものを発見。
「小学校の英語教育は必要か」産経ニュース
どうやら小学校から英語を勉強させ会話重視の
教育方法に変えていくみたいですね。
このニュースでも書かれているが、これの今後の課題は、
・英語が達者な小学校教員の充実→現状少ない
・子ども達の動機づけ→楽しさ、意義、価値がないなら学ばない
大きくこの2つではないかと思う。
外国語に慣れることよりも外国語が面白いとか
外国語学びたいと思う気持ちにさせることが大切だと思う。
だからまず教える側が外国語の魅力、楽しさ、重要性を伝えることが
できないのなら、子どもたちがやる気になるのは難しいだろう。
それに毎週ゲームなどで親近感を持たせるより、
教師も生徒もボートトリップツアーのような
コミュニケーションしなければならない場に放り込んで
「あぁ~話せた方がいろんな人と仲良くなれていいよな~」とか
「英語話せないと俺らだけか・・・ヤバいな・・・」とか
1年に1回でいいから体感させることの方がずっと興味関心を持つと思う。
べトナムでも上手にベトナム語を話せる人達は
何か意志を持っていたり、恋人や奥さんがべトナム人だったり、
それぞれに学ぶことへの重要性・意義や価値があります。
外国は多くの人にとって遠い存在であり、
それを近づけること、学びたいと思う動機づけをする
機会・環境ををつくることがもっとたくさん必要なのだと思う。
1 勉強したいなと思うワクワク感
2 勉強しないとヤベーなと思う危機感
自分は2で火がつくなタイプですが、
持続していくためには1が必須だなと思うのです。
2つのバランスがとれた教育環境が整えばいいなぁ。
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